2020年10月築地本願寺スクールナーランダwith JT

『スクール・ナーランダ』
現代版寺子屋『スクール・ナ ーランダ』は、浄土真宗本願寺派 (西本願寺)が取り組む、10代から20代の方たちのための 新しい学びの場で、仏教をはじめ科学や芸術、哲学など各分野の最前線で活躍する講師から横断的に学び、
一人ひとりの心の軸を作るヒントが得られる場となることを目指しています。
https://sairinji.org/blog/11980/

■テーマ
「冷たいお金の集中から温かいお金の廻りへ」 私たちは「お金」に大きく依存する社会に生きていますが、本来「経済」は「経世済民=世を経(おさ)め、民を済う」ためのもの。資本主義経済システムを今すぐに捨て去ることはできない私たちは、そこから目を背けるのではなく、温かくお金が巡っていくような社会を今こそ目指すべきではないでしょうか。日本的な「三方よし――売り手よし、買い手よし、世間よし」という商売の理念は、浄土真宗門徒が多かった近江商人が掲げた「仏教」の教えに由来するもので、今またこうした姿勢がポスト資本主義の一つの形として注目を集めています。「スクール・ナーランダ with JT」では、産業/学問/仏教を代表して 3 名の講師陣を招き、それぞれの視点からお金にまつわる話を聞き、私たちが望む社会を作るためのこれからのお金の廻りかたを参加者と共に考えます。

■講師
西部 忠(進化経済学者)
廣渡 清栄(日本たばこ産業株式会社代表取締役副社長)
成田 智信(浄土真宗本願寺派僧侶)